「歯磨き」が愛犬の健康寿命を伸ばす!野犬でも愛情で歯磨き、なべやかんが後輩の保護活動を報告

なべやかん なべやかん
15歳のウィペット「マンゴー」(左)とフレンチブルドッグの「マイリー」。やかんファミリーの家族だ(提供・なべやかん)
15歳のウィペット「マンゴー」(左)とフレンチブルドッグの「マイリー」。やかんファミリーの家族だ(提供・なべやかん)

 コロナ禍になってペットを飼う人が増えている半面、飼育を放棄するケースなども増え、殺処分数が増加している傾向にあるという。お笑い芸人で愛犬家のコラムニスト・なべやかんが、保護活動をしている後輩を通して、家族である犬の健康寿命を伸ばす「歯磨きの大切さ」などを報告する。

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 子供の頃から犬と接している。父がテレビ番組の商品で犬をもらって来たのが最初だ。

 当時のテレビは恐ろしくて、本当は犬ではなく、ライオンの子が商品だったのだ!ライオンは飼えないという代わりに犬をもらった。それからずっと犬との暮らし。現在我が家にはフレンチブルドッグと、育児放棄されて我が家に来た15歳のウィペット、実家には秋田犬がいる。そんな事もあり犬猫殺傷処分0(ゼロ)運動に寄付を行ってきたりしているが、まだまだ0には程遠い。どこかの知事さんも公約達成のように言っているが、老犬や病気の子は殺しておいて殺傷処分0もないだろう。

 今、個人的に注目している組織が2つある。特定非営利活動法人SPAと一般社団法人日本ペット歯みがき普及協会だ。SPAの代表・齋藤君、普及協会の赤津君は部活時代の後輩に当たり、その縁で2人とつながった。

 SPAは犬猫の保護活動をしていて、犬は野犬をメインに扱っている。東京に住んでいると野犬なんているの?って驚いてしまうが、中国地方などの山にはたくさんいるそうだ。SPAは大田区山王に店舗を構え、そこで保護犬猫の譲渡を行っている。

 歯磨き普及協会の方はというと、ペットの口腔ケアで健康寿命促進になるための歯磨きを薦めている。犬を飼っているので歯磨きの大変さは理解しているが、これが中々難しい。口の中に歯ブラシを入れると嫌がる子もいる。歯磨きができるようになるという事は、飼い主との確固たる絆が成立するという事。昔も今もペットに対して酷い扱いをしている人が後を絶たないので、赤津君は歯磨きを通して飼い主の意識改革をしていく事を裏テーマにしている。

 先日、YouTube番組『吉田照美のフルモチ』で齋藤君と赤津君に出演してもらった時、照美さんと共にスタジオ出演している(放送作家の)山田美保子さんが2人に興味を持ってくれた。美保子さんは動物愛護活動をしているので、2人の活動を評価してくれたようだ。

 2月19日、大田区池上のSPA別店舗『W E L L N E S S  G R O O M I N G  S A L O N』で赤津君による「愛犬の健康的寿命のための歯磨き教室」が行われる。野生で育った野犬でも根気よく付き合い、愛情を注げば歯磨きをさせてくれるようになる。

 人間のエゴで多くの命が失われていくのは許せない。飼い主がしっかりすれば、イタリアの飛行機のようにペットをシートに座らせて一緒に旅ができたりする。我が子を迎えたい、良い飼い主になりたい、そう考える人、SPAの歯磨き教室に行ってみるのはいかがでしょうか?

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