UFOの専門家が、エイリアンはエリザベス女王のことを好むだろうとの考えを示した。イギリス国防省でUFOの調査に関わってきたジャーナリストのニック・ポープ氏は、地球外生命体が英国王室についてどう考えるだろうかについての見解を述べた。
デイリー・スター紙にポープ氏は語った。
「宇宙人が、我が国の君主制をどう評価するかは分からない」「しかし、ゴシップとスキャンダルにまみれて、この強大な組織がどうしてこんなことになったのか、不思議に思うだろう」「とはいえ、彼らは女王を真のリーダーとして見ていることでしょう」
ちなみに今年、宇宙人が女王の即位70周年の記念式典「プラチナ・ジュビリー」に訪れた場合、残念なことに、ロイヤル・アルバート・ホールで女王とダンスをすることは叶わないようだ。女王はこれまで、ロンドンにある同劇場のボックス席に登場したことはあるものの、150年前の文書によると、他の客と同じように立ち上がってダンスをすることが許されてないのだという。
同劇場のクレイグ・ハッサルCEOが「憲法に書かれているので、許されないのです」と話す。一方で、1996年に国賓訪問のために英国に到着した故ネルソン・マンデラ元大統領を迎えたコンサートでは、このルールが破られそうになった瞬間があったという。
プリンス・トラストへの寄付を募る同コンサートには、女王、チャールズ皇太子、マンデラ元大統領、マンデラ元大統領の娘が出席。フィル・コリンズ、トニー・ベネット、クインシー・ジョーンズらの演奏で盛り上がった様子を、芸術監督のルーシー・ノーブルが説明した。
「王室関係者全員がネルソン・マンデラ氏と一緒に女王のボックス席に座っていました」「会場は完全にパーティーの雰囲気でした。ホール全体が立ち上がり踊っていました。しかし、そのボックス席では、踊ってはいけないというポリシーがあるんです」「みんな座っていました。でも、ネルソン・マンデラ氏は立ち上がって、本当にかっこいいダンスをしたんです。すると女王も立ち上がり、ハンドバッグを持ちながら、ただそこに立っていました。あの瞬間は、とても微笑ましかったですね」