M―1優勝・錦鯉に新たな勲章!? ニシキゴイ発祥の地から特注オブジェ贈呈

杉田 康人 杉田 康人
大塚昇一市長から錦鯉に贈られたニシキゴイの特注オブジェ(新潟県小千谷市提供)
大塚昇一市長から錦鯉に贈られたニシキゴイの特注オブジェ(新潟県小千谷市提供)

 新潟県小千谷市は、漫才コンビ・錦鯉にニシキゴイのオブジェを贈った。2021年のM―1グランプリで優勝した同コンビを祝う紅白模様で、強化プラスチック製の特注品。同市はニシキゴイの発祥の地・産地として知られ、担当者は「名前のご縁で、小千谷市としても錦鯉を応援していく。M―1で全国的に有名になったコンビのように、小千谷市の名も広がれば」と期待を寄せた。

 錦鯉がM―1決勝進出を決めた2020年から、小千谷市はツイッターを通じて「決勝頑張ってください」などの激励メッセージを送ってきた。渡辺隆(43)からは今年「優勝しました」との報告があったという。日本一となった漫才コンビを、市として祝福することを即決。大塚昇一市長が長さ約60センチ、高さ約20センチのオブジェ(約2万円相当)を自ら箱詰めした。

 長谷川雅紀(50)からは「ありがとうございました!」と、市のツイッターに返信があった。長谷川は2021年11月、テレビ番組の収録で同市の「錦鯉ミュージアム」を訪れた際、1匹のニシキゴイのオーナーに。同館では「錦鯉のまさのり」という名のニシキゴイが飼育されており、一般にも公開中。長谷川のようにハゲたコイではないが、見ると縁起がいいとの声もある。

 錦鯉の快挙を受け、市民からは「小千谷市に呼んでほしい」「漫才をしてほしい」などのの声が殺到。毎年8月に行われる市最大の祭「おぢやまつり」への出演オファーを検討しているという。市の担当者は「ぜひお越しいただきたい。小千谷市を題材にした漫才とか披露していただければ…」と夢をふくらませる。

 ニシキゴイ愛好家の前川清、地元生まれの小林麻耶が小千谷市PR大使を務めているが「できればPR大使もお願いしたい。今後も錦鯉と関わっていけたら」(担当者)。滝登り級の勢いを見せる2人にあやかって、知名度を広げていきたい考えだ。

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