ケイト・ブランシェット(52)はある霊能者を訪ね、自分の子供の数について予言されたことがあるそうだ。夫のアンドリュー・アプトンとの間に長男ダシエル(20)、次男ローマン(17)、三男イグナティウス(13)、養子に迎えた娘イーディスちゃん(6)がいるケイト。「ギフト」で霊能者を演じている際、本職の人を訪ねてみようと会いに行ったところ、「ほぼ全て」のことについて正確に当てられたという。
ケイトはW誌にこう話す。「リーディングを受けたことがなかったから、受けてみようと思ったの。彼女(霊能者)はその時点では意味が分からない、とても奇妙なことを言った。将来、子供が4人できるということも含めて。彼女が言った多くのことが起こった。そして今、私には4人子供がいる」
1946年のウィリアム・リンゼイ・グレシャムの小説を原作とする新作映画「ナイトメア・アリー」が話題のケイトは、再びこの霊能者に見てもらいに行くか決めかねていたとして「すぐに彼女に会いに行きたいと思う自分がいる一方で、もう二度と会いたくないって思った」と続けた。
また、同新作で自身が演じた精神科医リリス・リッター役について、ケイトはこう説明している。「このプロジェクトが大好き。多感な時期にトッド・ブラウニングの『フリークス』を観たけれど、人間味にあふれた作品だった。私はいつもサーカスやカーニバルの世界に魅了されていたの」「タイロン・パワーが出演した1947年のオリジナル作『悪魔の往く町(ナイトメア・アリー)』を観たんだけれど、その映画ではすべてがゲームになっているのが好きだった。こっちのバージョンでは私は男たちを破滅に導く、伝統的なファム・ファタールを演じる」「でも、私が演じたリリスは倒錯した形の真実の光でもある。真実を明かすことを望んでいない人間から、真実を掘り起こすことができるの」