総合格闘家でユーチューバーの朝倉未来が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。昨年大みそかに行われた格闘技大会「RIZIN.33」の試合後、「恐らくうつ病になりました」と告白した。
朝倉はこの日「試合後とんでもない事が起きていた」と題の動画を公開。昨年1年間の自らの格闘シーンを回顧した。インターネット放送「ABEMA」で行った「1000万円企画」で炎上したことにも触れつつ、下半期は常にプレッシャーに苛まれていたことを明かした。
その上で「(RIZINで)無事勝つことができて、試合後はホッとしました。で、ここからが問題なんですが、試合後2、3日たって、病院に行ってないんでわからないんですけど、恐らく僕はうつ病になりました」と衝撃の告白。「軽いうつ病なんですけど、何をするにもやる気が起きなくて、虚無感がすごくて…」と症状を赤裸々に明かし、「燃え尽き症候群か分からないけど、何もやる気が起きなかった。原因はたぶんすごいプレッシャーだったこと、急に重圧から解放されたことでうつ病になったんじゃないか」と分析した。
「1日寝たら治ると思ったけど、治らなかった」という朝倉は、治療法を考えた結果「次の目標が大事だなと気づきまして、目標を立てました。そしたらだんだんよくなり始めて、挑戦を続けないといけない性質なんだなと気づきました」と回復傾向に。「本当、刺激中毒なんだろうなと」と自らを称した。
その点を踏まえ、今後の人生については「今年、30歳になる」とした上で「自分の中で大きな年にしたい」とキッパリ。「今年で格闘技を引退する可能性もあるし、もし格闘技を引退したらYouTubeも辞める可能性もある。そこで急にやるべきものを失った時、大みそか後みたいなことになりかねないなと思って、今の生活にとって格闘技とYouTubeは必要不可欠なんだなと知りました。それを失っても後悔しないように今年は頑張ろうかなと思いました」と、淡々としつつも熱い思いを口にした。
朝倉は昨年大みそか、前年11月に敗れたRIZINフェザー級前王者・斎藤と対戦。激しい接近戦の中、常に優位に試合を進め、判定3―0での勝利。リベンジを果たしていた。