シンガーソングライターのゲイリー・バーロウ(50)のフィットネス法は、フィル・コリンズに触発されたものだそうだ。テイク・ザットのゲイリーは、ジェネシスのドラマーのフィルが英音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」の撮影の合間にランニングマシーンに乗っているのを目撃し、ツアーや旅先での健康維持に対する姿勢に影響を受けたことを明かしている。
ゲイリーは、デイリー・スター紙にこう話す。
「ツアー中に辛い思いは絶対にしたくないから、今はトレーニングしているよ。90年代初期に本当に良いアドバイスをもらったんだ。フィル・コリンズは僕らと一緒に『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演していて、僕が彼の楽屋を通りかかると、そこにランニングマシーンがあったから、『どういうこと?』と尋ねた。彼はツアーに出るために体を鍛えていたんだ。2時間歌い続け、ステージを動き回るからね。息も絶え絶えにならないようにスタミナをつけようとしていることに触発された」
そんなゲイリーは今冬、イギリスでツアーを行っており、パンデミックの影響でバンドメンバーが欠如したり、最終公演がキャンセルになったりと困難な状況になっているものの、「僕は、運転手、アシスタント、警備員と共にバブルの中にいるんだ。他の人の楽屋に行くことも、食事をすることもできない。家族も含め、誰も楽屋に入れない。ツアーの本来あるべき姿とは正反対だけど、今回はそれが必要なんだ」と明かし、後悔はしておらず、安全でいるために出来ることは全てやったと語る。
一方、今年、初のクリスマス・アルバム「ザ・ドリーム・オブ・クリスマス」をリリースしたゲイリーは「今年のクリスマスは僕のクリスマス・アルバムを家でかけることになるかな?そうだね、間違いない。子供たちよ、悪いね。レコードプレーヤーを持っているんだけど、クリスマスの時だけ取り出すんだ。フランク・シナトラやビング・クロスビーもあるし、今度は僕だ」と冗談を飛ばした。