世界的女性歌手 離婚による不動産相続でトラブル 元夫は愛する牧場に住み続けられるか

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ケリー・クラークソン
ケリー・クラークソン

 米歌手のケリー・クラークソンが、元夫との財産分与で揉めているようだ。今年8月の離婚裁判でモンタナ州にある牧場を含む元夫ブランドン・ブラックストックとの財産のほぼ全てを与えられたケリーだが、その牧場からブランドンを追い出す権利はないとの判決を下されたという。

 ある関係者はUsウィークリー誌にこう話す。「モンタナの不動産に関して、判事から所有が認められていたケリーですが、最近ブランドンをその家から追い出す権利はないと判断されました。彼はそこで暮らしており、未解決の財産問題もあって現在彼には新たな家を購入する経済的余裕はありません」

 同件でケリーは先月オンライン審問に出廷、「判事はブランドン側を支持し、彼に有利な判決を下しました。まだ公式には承認されていない段階です」と同関係者は続けた。

 7歳と5歳の子供がいる2人は昨年6月、7年間に渡った結婚生活に終止符を打っており、その後もブランドンはその牧場に住み続けているという。以前の審問でブランドンはエンターテインメント業界を退き、フルタイムの牧場主及びロデオのスポンサーになりたい意向を証言していた。今年8月にケリーはその牧場を売却できないと審査され、判事はブランドンに対し、牧場の管理費として毎月8万1000ドル(約920万円)の支払い義務を命令、これが滞った場合、ケリーに売却の権利が渡されることが決まっていた。 

 昨年11月にはケリーに親権が渡るも、身体的、法的なことに関して2人は共同親権を持つことに同意、今年始めケリーはブランドンへの毎月15万ドル(約1700万円)の生活費と4万5601ドル(約520万円)の養育費の支払いを命じられていた。2人は来年2月と6月に再び出廷予定だ。

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