NBAで活躍し「バスケの神様」と称されたマイケル・ジョーダン氏(58)のプロデビュー戦チケットの半券が17日、米競売会社「Huggins&Scott Auctions」主催のオークションで総額26万4000ドル(約3000万円)の高値で落札された。
当時ブルズに所属していたジョーダン氏のデビューは1984年10月26日に行われたブレッツ(現ウィザーズ)戦。いきなり16得点6リバウンド7アシストを記録し、チームは109─93で勝った。以降、プロ生活15年で、得点王10回、年間最多得点11回、シーズンMVP5回、NBAファイナルMVP6回など数々の金字塔を打ち立て、大一番で無類の勝負強さもファンを魅了した。偉大なレジェンドの第一歩となる試合だけに、チケット「半券」でも仰天の金額がつけられた。
ジョーダン氏に関する品物は過去にも落札されており、5月にはノースカロライナ大学在籍時に試合で着用したユニホームに138万ドル、10月には現役時代に着用したナイキ社のシューズ「エアシップ」が147万2000ドルといずれも超高額で落札されている。