78歳で死去した大物ギタリストの遺族が声明「自然死による安らかなものでした」

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写真はイメージ(9dreamstudio/stock.adobe.com)
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 「ザ・モンキーズ」のマイケル・ネスミスが死去した。78歳。1960年代に活躍した同グループでギタリストを務めたマイケル、10日に息を引き取ったそうで、遺族による声明にはこう綴られている。

 「無尽の愛と共にマイケル・ネスミスが今朝、自宅で家族らに見守られながら亡くなったことをお知らせします。自然死による安らかなものでした」

 同グループは、テレビ番組「ザ・モンキーズ・ショー」と共に名声を獲得、マイケルのほか、デイビー・ジョーンズとピーター・トークが既に他界しており、ミッキー・ドレンツが唯一の生存メンバーとなっている。1966年に結成、「デイドリーム」「恋の終列車」といったヒット曲をリリース後、1971年に解散、1986年に1度目、その後3度の再結成を果たしていた。

 2018年にはマイケルとミッキーによるツアー「ザ・モンキーズ・プレゼント:ザ・マイク&ミッキー・ショー」が開催されるも、マイケルの入院によりラスト4日間が中止となっていた。

 そして今年、マイケルはうっ血性心不全のため心臓バイパス手術を受けたことを発表。7月にはかなり回復したとしてこう話していた。

 「心臓発作という言葉をしばらく使ってきたが、私はそれではなく、うっ血性心不全だそうだ。克服するのに4週間かかったよ。道端で誰かがバイパス手術を勧めてきたら断らなきゃ。痛いからね。死や瀕死のコミュニティといったもので、恐ろしいし、多くの痛みが伴うから私は気に入らなかった。咳もできなければ、歩くことも起き上がることもできない。機器で繋がれて、うっとおしい。数週間自分がいる場所さえ把握できなかった。正直80%は回復したと思っている。毎日急激に良くなっていると感じるよ。最低でも5、6%はね。トンネルの先の光が見えるんだ。思考も明瞭で、自分が何者か、どこにいるのかも把握できる。自然な回復の過程さ」

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