歌手のエド・シーラン(30)が、エルトン・ジョン(74)を危うく殺しそうになったと明かしている。2人はクリスマスのコラボ楽曲『メリー・クリスマス』をリリース、そのMVの中で、エドが「大きな金属製ベル」をエルトンの頭にぶつけそうになったという。
エドはアップルミュージックのポッドキャスト番組でこう語っている。「クリスマスのミュージック・ビデオを撮影したんだ。ああ、危うくエルトンをベルで殺すところだった」「ビデオの中で、僕はセクシーなサンタクロースの格好をしていて、プレゼントを蹴るんだけど、そのプレゼントには大きな金属製のベルがついていたんだ。今日、その映像を彼に見せてスロー再生したら、ベルが彼の頭を通り過ぎてて、もしかしたら頭にヒビが入ってしまうところだったよ」「本当にもう、ベルが宙を舞った時の、体中を駆け巡った恐怖感といったら」
このような出来事があったものの、エドはそのMVに満足しており、「でもね、このミュージック・ビデオはワイルドだよ。クリスマスに登場したイギリスの偉大なミュージック・ビデオをすべてパロディにしたんだ」と話す。
また音楽キャリアの今の段階でクリスマス曲をレコーディングするとは思ってもいなかったというエドは、友人であり師匠でもあるエルトンとタッグを組むことについて「(クリスマス曲は)60歳になったらやろうと思っていたことだ。マネージャーは、僕がクリスマス・アルバムを作ったら、引退すると言っていたくらい」「でもずっとエルトンとは一緒に仕事をしたいと思っていたから、これが一番理にかなっているかな」と続ける。
エドはこれまで、エルトンが毎日電話をかけてくることを明かしており、同シングル曲のアイデアがひらめいたのは昨年のクリスマスの日で、エルトンが「『ステップ・イントゥ・クリスマス』がチャートで6位になっている。僕は74歳だけど、いまだにヒット曲があるという事なんだ。全く素晴らしいよ。またクリスマスソングをやりたいんだけど、一緒にやらない?」と話したのがきっかけだという。