パーキンソン病のマイケル・J・フォックス 同じ病と闘ってきたモハメド・アリに影響

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マイケル・J・フォックス
マイケル・J・フォックス

 1991年にパーキンソン病と診断され、闘病を続けている俳優のマイケル・J・フォックス(60)は、同じ病気と闘ってきたモハメド・アリに影響を受けたそうだ。マイケルは、2016年6月に亡くなった伝説ボクサーのアリからインスピレーションを得たとAAPP・ザ・マガジンに語った。

 「僕は以前、若い頃に出演していたテレビ番組を見るのを避けていたんだ。その頃は健康だったしパーキンソン病の兆候もなかったからね。でも仲良くなったアリはどうだったんだろうと思ったよ」

 「パーキンソン病になる前、彼は素晴らしいアスリートだった。彼が亡くなった後、奥さんのロニーにアリは自分の試合の録画を見たことがあるのか聞いたんだ。すると彼女は『何時間も見ていましたよ』『彼はそれが大好きだったわ!』と言った。僕も大好きなはずだ。それは遺産で、ポジティブなメッセージを残すグラフィティなんだ、って思ったよ」

 そんなマイケルは、自分の健康状態の悪化に時折苛立ちを覚えることがあるものの、妻のトレイシーの助けを快く借りることも多くなっているという。パーキンソン病との付き合い方について、「僕は多くのことを譲って来た」「焦って何度もやらなきゃならないことがあるなら、それは自分のためにならない。先日靴を履いていたらトレイシーが、『手伝ってあげようか』と言ってきた。僕は『自分で履けば2、3分かかるけど、君が手伝ってくれれば1分で終わるよ』と言った。つまり、天秤にかけるんだ」「でも僕が今一番悩んでいることは、電子的な手段で素早くコミュニケーションを取るのがとても難しいということ。音声技術は十分じゃないよ。とてもイライラする」と明かしている。

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