外資系の男性CAがコロナ解雇でスピリチュアルYouTuber転身 守護霊のメッセージ「信じる方が得」

ポジティブなメッセージをYouTubeで発信する鹿島晃氏
ポジティブなメッセージをYouTubeで発信する鹿島晃氏

 約23年間勤めた外資系航空会社をコロナ禍の影響で解雇され、現在はスピリチュアルYouTuberとして活動する鹿島晃氏(52)が、その経歴や多彩な活動で注目を集めている。今年8月には2冊目の著書「直観ミラクル」(ハート出版)を出版。鹿島氏は「信じた方が得ちゃう?」と、スピリチュアルとの付き合い方を語った。

 鹿島氏は大学を卒業後、日系の航空会社に就職し、約3年半の間地上職を勤めた。その後アメリカの航空会社へ転職。幼い頃から憧れていた客室乗務員として約23年間、空を飛び回った。多忙な客室乗務のかたわら、通訳やコーディネーター、ラジオDJや司会業などの副業もこなしていた。

 スピリチュアルに携わり始めたのは約16年前。当時90代だった高齢の祖母のためにと、民間療法の一種「レイキヒーリング」を習得した。その後、守護霊などからのメッセージを読み解くという「スピリチュアルリーディング」の手法も身につけ、2009年、都内にカウンセリングサロンを開いた。

 二足以上のわらじを履き、順調なキャリアを築いていたが、新型コロナウイルスのパンデミックが発生。大打撃を受けた航空会社は成田拠点の閉鎖を決定し、10月に鹿島氏を解雇した。

 「スピリチュアルをやって、いいことも悪いことも意味があって起きているから、落ち込むのではなくて『じゃあどうしよう』と淡々と見ることを訓練されてきた感じがするんです」。解雇の知らせを4月頃に受けた際にはショックも感じたというが、それ以上に、スピリチュアルの「直観」に基づき、次の行動に目を向けた。YouTubeの投稿を始め、チャンネル開設から約3カ月で収益化を達成した。賃貸用物件の購入や、本の出版も行った。

 鹿島氏はスピリチュアルについて「ご先祖さまや守護霊さんが助けようとしてくれると言う人がいるとしたら『信じた方が得ちゃう?』と思うんです」と考えを明かした。「信じる信じないはその人の自由」と前置きしながら、「自分一人で頑張るよりも、そういう力を取り入れることは大切だと思う」と語っていた。

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