倍率50倍以上!大阪・今宮戎神社の福娘44人お披露目 代表は聖火ランナーと福娘に選ばれた超・強運の持ち主

杉田 康人 杉田 康人
44人の福娘の中から、代表3人が選ばれた
44人の福娘の中から、代表3人が選ばれた

 商売繁盛の神様・えべっさんで知られる大阪市の今宮戎(えびす)神社で、毎年恒例の新春行事・十日戎(1月9~11日)に奉仕する令和4年度の福娘44人(留学生4人含む)の発表会がこのほど、大阪市内で行われた。

 十日戎は「商売繁盛で笹持ってこい」の掛け声で有名な新春行事。福娘は参拝客に縁起物の福笹を授ける。70代目となる福娘募集には、18~23歳の女性2087人が応募。書類審査、選考会を経て40人が選ばれた。

 福娘は女子アナの登竜門としても知られ、昨年代表に選ばれた橋本和花子さん(23)は現在、カンテレ(関西テレビ)のアナウンサーとして活躍している。倍率50倍の超難関をくぐり抜けた福娘たちは、司会の落語家・桂文枝(78)の前で特技や一発芸を披露。官公庁などを訪問する代表3人が決定した。

 今年、代表に選ばれたのは、立命大3年小林茉鈴さん(21)、同志社女子大2年瀧口麻衣さん(21)、関学大2年の田中友梨奈さん(19)。3人ともアナウンサーを志望しているという。

 瀧口さんは東京五輪の聖火ランナーを務め、五輪イヤーの締めくくりに福娘に選ばれた超・強運の持ち主。今年5月、聖火を持ち福井県内を駆け抜けた。「トーチを持ったことで運気が高まった。聖火をつなぐことで、伝えることや届けることの大切さを実感した。福娘として福や幸せだったり、感謝を届けたい」とえびす顔を見せた。

 小林さんは占い好きで、占いのお告げ通りにスマホの暗証番号を変えたところ、福娘の座をゲットしたという。早くも周囲にパワーを与えた福娘も。田中さんが福娘になったことに感激した親友は、迷っていた進路に進む決断をしたという。2人は「参拝される方に元気や幸せを持ち帰ってもらいたい。福を与えたい!」と声をそろえて意気込んでいた。

 代表3人とも「福娘に選ばれたことが2021年一番運が良かったことです!」と勢いよく答え、年末年始にかけて運気がみなぎっている。その他、40人には元アイドルグループ・NMB48の溝渕麻莉亜さん(22)も名を連ねた。コロナ禍で道頓堀から今宮戎神社まで練り歩く「宝恵駕(ほえかご)行列」などの十日戎の行事は大きく縮小されるが、福娘から福笹を授けてもらうだけで参拝客の運気は大きくアップしそうだ。

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