幼い兄弟の死にEXITりんたろー。涙 兼近大樹は親類からの金の無心告白

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 EXIT・兼近大樹(左)とりんたろー
 EXIT・兼近大樹(左)とりんたろー

 お笑いコンビ・EXITのりんたろー。が25日、フジテレビ系「めざまし8」に出演し、幼い兄弟が犠牲になった事件に思わず涙をこぼした。小学6年生の松尾侑城君と1年生の真輝君の兄弟が犠牲になった兵庫・稲美町の火災で、殺人と現住建造物等放火の疑いで、無職の伯父松尾留与容疑者が24日に逮捕された。55キロ離れた大阪市内の公園で身柄が確保された。

 番組では野球が好きだったという兄弟が、キャッチボールで遊ぶなど、仲が良かった様子が伝えられた。松尾容疑者は兄弟の母親のきょうだいで同居していた。

 司会の俳優・谷原章介は「理解に苦しむのは、なぜ大人がいない隙を見計らって、子どもが死ぬようなタイミングで火を付けたのか」と疑問を提示。この時点でりんたろー。は何度も鼻をすすっていた。

 りんたろー。は涙声で「この子たちはやっぱり、これから夢を追いかけたり、恋愛とかもできただろうに…」と悔しさいっぱい。「しかもそれを実の伯父さんがやってしまう。特別な家庭環境だと思うんで、何かしらメッセージとか、未然に防げなかったのかなとか考えちゃいますね」と何とか言葉をしぼり出した。

 相方の兼近大樹は「こういう状況って、ぼくは正直、人ごとじゃないなって思ってて」と自らに照らし合わせた。兼近は自身の親のきょうだいについて「うまくいってない」とし「ネットにのめり込んだりだとか、ぼくに『お金を貸してくれ』だとか、そういうどうしようもない状況にいる」と明かした。

 松尾容疑者が51歳ということもあり「この年代の方々を救う方法。どうしようもない状況を助けてくれる人は側にいるのかな。それがいなかったからこういう方法を選んでしまったのかな。人ごとじゃないなというのは感じますね」と沈痛な面持ち。りんたろー。は兼近の話をうつむいて聞きながら、目元をぬぐっていた。

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