猫専用こたつでSNS映え 「ニャンジュース」でネコ神社ハウスをゲットしよう

山本 鋼平 山本 鋼平
にゃんことニャンジュースの幸せな関係
にゃんことニャンジュースの幸せな関係

 和歌山グルメのネットショップ「チキンナカタ」を運営する中田鶏肉店が、和歌山みかん果汁100%を使用した猫専用こたつ付きみかんジュース「ニャンジュース」の本年度販売をスタートさせた。

 猫とこたつとみかん。猫とこたつとみかんジュース。日本の冬おなじめのシーンが今年も展開される。段ボール製の専用こたつと猫のコンビは、SNS映え必至。撮影した写真は「#猫とこたつと思い出みかん」のハッシュタグをつけてインスタグラムまたはツイッターに投稿し、ペットの猫を猫神様として拝める「ネコ神社ハウス」が3人に当たるフォトコンテストを開催する。なお、投稿写真は人間用こたつとの写真でも構わない。

 チキンナカタ広報担当の中田直希さん(46)は「猫を飼われている家庭へのお歳暮、写真を撮ってかわいい飼い猫を多くの方に見てもらいたいと考える方に利用していただいております。皆さまの思い出に残っていただけるよう、お役に立てばうれしいです」と語った。売り上げの2%、さらにフォトコンテストへの投稿1つにつき2円が保護猫活動の支援金として寄付される。昨年度の総額24万7030円を上回る金額を目指している。

 同商品は18年12月に販売を開始した紀州和歌山みかんと猫用の段ボール製こたつ、ライトノベル風みかん箱のセット「猫と、こたつと、思い出みかん」シリーズの新商品として、昨年12月に初登場した。もともと紀州うめどりなどの和歌山グルメを扱っていたチキンナカタだったが、地元の要望で和歌山みかんを扱うことになった。「みかんといえばこたつ、こたつといえば猫」と連想がつながった同商品は大ヒット。「ニャンジュース」はコロナ禍の影響で和歌山県内などのホテルで提供される予定だった和歌山みかんジュースが、大量廃棄の危機に陥ってしまったために企画された。これまで1万8000本以上が販売される人気商品になっている。

 昨年同様、「ニャンジュース」の猫ちゃん専用こたつ付きバージョンは2月末までの販売となる。昨年は申し込み数が想定以上だったため、段ボールこたつは希望者の3割程度しか提供することができなかった。今年度は課題を生かして、こたつの準備数を大幅に増やしたという。「猫と、こたつと、思い出みかん」の販売スタートからは4度目の冬。「こたつは毎年少しずつ変更されています。強度を上げ、大きさを少しずつ変えています。こたつのかわいらしさを損なわないようにするのが難しいです」。思い入れたっぷりの販売が、今冬も繰り広げられる。

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