ボクシング元WBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン(55)はヒキガエルの毒を吸煙し、「死んだ」ことがあるという。コロラドリバーヒキガエルから採取した体液を乾燥後結晶化させた幻覚剤を吸引したタイソンは、その時初めて命が「永遠」に続かないことを教わったという。
米マイアミで開催された幻覚剤、マイクロドージング(少量摂取)などについての学会「ワンダーランド」に登場したタイソンはこう語った。
「最初のトリップで私は『死んだ』。トリップで私は死が美しいことを知ったよ」「生と死は両方美しいが、死は評判が悪い」
「ヒキガエルは、私がここに永遠にはいないことを教えてくれたんだ。期限があるということをね」
また同ドラッグを使用する前は「ボロボロだった」というタイソン。
「肝試しでやってみたんだ。コカインとかヘビーなドラッグを使っていたから、やってみようってなったんだ。次元が違っていたよ。ヒキガエルをやる前はボロボロだったんだ」
「これまでで闘った最強の相手は自分だった。自己肯定感が低かったんだ」
「大きなエゴの持ち主は、しばしば自己肯定感が低い。私達はエゴをその代わりに使うんだ。ヒキガエルはエゴを取り除くのさ」
今では大麻ブランド2社の設立に携わり、この4年間にヒキガエルを53回吸引、また45キロの減量にも成功したというタイソンは、ヒキガエルが人生を変えてくれたとした上で、「ヒキガエルを吸う目的は、自分の最高のポテンシャルに達することだ。今では世界を違った風に見ているよ。私達は皆同じ。全てが愛だ」と話す。
またヒキガエルの毒に関しては、今年44月には、ジョー・バイデン米大統領の息子ハンターが、同剤に助けられ1年以上しらふでいることが出来たことを明かしていた。