チャールズ皇太子が愛車アストンマーティンを改造 環境を考慮しワインとチーズが燃料!?

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 チャールズ皇太子
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 英国のチャールズ皇太子(72)が、二酸化炭素の排出量など環境負荷を考慮し、自身の愛車アストンマーティンを改造しているという。51年乗り続ける同車は、イングランドの白ワインとチーズの製造過程で余分にできる乳清で動いていると皇太子は話す。その燃料E85はワインやチーズなどから抽出されるバイオエタノールが85%、残り15%がレギュラーガソリンとなっている。

 車好きと気候変動への考慮の両立に関してBBCに問われ、「そうですね。(自分が車にはまっていたのは)まだ問題が台頭する前のことです」と皇太子、現在のエクスティンクション・レベリオンといった団体の抗議活動について、「あの若者らの、何も起こらないという感情、もちろん不満が溜まっているのでしょう。しかし、人々を不和にさせるやり方は得策ではありません」「不満について私は完全に同意しますが、その不満を破壊的でなく建設的な方向へと持っていく事が大変です。今多くの若者がどれだけ絶望しているのかを我々は気づくべきですね」と続けた。

 そしてグレタ・トゥーンベリら10代の活動家らの気持ちに理解を示しつつ、来月グラスゴーで開催される第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)の前に彼らには行動を起こして欲しいとして皇太子はこう訴えた。「全ては停滞していると感じる若者たちはもちろん不満を募らせているでしょう。誰も聞く耳を持ちませんし、自分たちの未来が台無しになると感じるのも無理はありません」「彼らはただ語るだけなのです。実際に行動を起こすことが大事なのです」

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