100円ショップ発のアイドルグループ 3年目の「復活」見えた “新グッズ”出現にファンから歓喜の声

 ”100円ショップから生まれた2次元アイドル”としてデビューした12人組グループ「スマプロ!」は今年8月にデビュー2周年を迎えた。9月には、雑貨の企画販売を手がける株式会社アミファの株主優待品QUOカードに登場することが発表され、その抜てきが話題を呼んだ。同グループが所属する「アミファ エンターテインメント」の担当者が今後の展望を語った。

 「スマプロ!」は、2019年8月、大手100円ショップ・セリアで販売されたカレンダーでお披露目された12人組アイドルグループ。デビュー後は、月刊アニメ雑誌でピンナップポスターに登場。20年3月にメンバーを題材にしたコミックアンソロジーが出版されたり、同6月にはメンバーグッズの缶バッジやアクリルキーホルダーをセリアで発売したりと精力的に活動を行ってきた。

 しかし、プロモーションラッシュから一転、20年6月以降は新たなグッズの発売がなく、ファンがもどかしさを感じる時期もあった。そのため、株主優待QUOカードに起用されたことが分かると、”新グッズ”の出現に歓喜する声がSNS上にあふれた。

 QUOカードでは、メンバーが新衣装を着用。卯崎あきらは「新しい衣装~!かわいい!」と喜んだ。身長225センチメートルのリーダー・王春刹騎の長身が目立つ集合写真に、メンバーは「リーダーの大きさを改めて認識した」と驚いていたという。

 担当者は「末永く活躍してもらいたいと思っております」とさらなる飛躍を願う。活動方針についてはプロデューサーの「さとうP」とマネジャーの「ヤマダM」に任せているとしつつ、「ファンの皆さんの応援を力に育てていただきながら、私共としても後押しして参りたいと考えております」と成長に期待した。

 さらに同担当者は、ヤマダMが株式会社アミファの藤井愉三社長へ今後の活動を相談していたと告白。社長も「チャレンジしてみたらどうだ?」と乗り気だったという。詳細は分からないというが「ただ、『何か』をしようとはしているみたいですね」と、新しい活動をほのめかせていた。

 ◇スマプロ! 2019年にデビューした12人組二次元アイドルグループ。王春刹騎、二之宮真白、三波和臣、卯崎あきら、五十嵐凪、鳴神煌、赤熊七奈也、バドゥル、九家・エドワード・千秋、十守時雨、竜潜月諒、十二夜小太郎の誕生日月が異なるメンバーで構成される。グループ名は株式会社アミファの理念「We are smile producers!(すべては笑顔のために)」に由来し、世界中に笑顔を届ける活動を行う。 

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