尾田栄一郎氏による大ヒット漫画「ONE PIECE」の最新100巻が、オリコンの13日付週間コミックランキングで、売上117万3000部を記録し、通算50作目の1位を獲得したことが10日、分かった。これで既刊の単行本1~100巻全てが累積売上部数100万部超を達成した。
既刊コミックの累積発行部数100万部超を達成した冊数の記録は、1位が「ONE PIECE」の100冊、2位は諫山創氏による「進撃の巨人」の34作、3位タイは岸本斉史氏の「NARUTO―ナルト―」と古館春一氏の「ハイキュー‼」の31作、5位は吾峠呼世晴氏による「鬼滅の刃」の25冊(全23巻に加え『鬼滅の刃20ポストカード付き特装版』と『鬼滅の刃21シールセット付き特装版』が累積100万部を突破)となっている。
また、「ONE PIECE」シリーズの週間1位は2008年6月16日付で1位を獲得してから通算50作目で14年連続。08年4月7日付でスタートした「オリコン週間〝本〟ランキング コミックランキング」で、08年から毎年14年連続で1位を獲得しているのは「ONE PIECE」シリーズのみ。2位は「進撃の巨人」の11年連続(11~21年度)、3位は椎名軽穂氏の「君の届け」の10年連続(08~17年度)、4位は青山剛昌氏の「名探偵コナン」の9年連続(08~16年度)、5位タイは8年連続で「NARUTO―ナルト―」が08~15年度、枢やな氏の「黒執事」が08~15年度、真島ヒロ氏の「FAIRY TAIL」が09~16年度となっている。
「ONE PIECE」は14年末の時点で世界の累積発行部数が3億2000万部超となり、「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」のギネス世界記録に認定されている。