ケイト・ハドソン(42)が、「個人的なトラウマ」が「将来や成功」のための準備となったと明かしている。女優の母ゴールディ・ホーンとその夫カート・ラッセルに育てられたケイトは、実の父親であるミュージシャンのビル・ハドソンとは疎遠になっていたことで未処理の感情を多く抱えていたという。
「私には困難な、個人的葛藤や家族の状況があった」「でも、そのことによって将来や成功のための準備ができたんだと思う。自分の中で大丈夫だと受け入れられないような、トラウマだと認識することもできないような、個人的なトラウマをたくさん持っていた」「できることなら、若い頃の自分に、『傷ついていてもいいんだよ』と言ってあげたい」「それで、時間と共に少しでも何かを和らげることができたかもしれない。自分自身に大きなハグをしてあげるでしょうね」とケイトはザ・ミラー紙に語る。
2015年の父の日には、ケイトの兄で俳優のオリヴァー・ハドソンが、自身と父親ビル、そしてケイトの3人を写した幼い頃の写真をインスタグラムで公開、「(育児)放棄の日、おめでとう」とキャプションを添えていた。この投稿に対しビルは当時、「オリヴァーとケイトには、『あなた方を解放します』と言うことにするよ。私には5人の実子がいるが、今は3人だと思っている。オリヴァーとケイトは私の子どもではない」「2人にはハドソンという姓を名乗るのをやめてもらいたい」「もう私の人生とは関係がない。オリヴァーのインスタグラム投稿は悪意のある、卑劣で計画的な攻撃だ。彼は死んだも同然。ケイトもそう。たとえ地球上をまだ歩いてたとしても、この喪失を悼むことにする」とコメントしていた。
一方で2歳から17歳の3人の子供を持つケイトは、「子供たちは私をより良い人間にしてくれている、たぶん。それに、凄く良いセラピストにね」「彼らは毎日、私の内なる悪魔を試してくる。でも、そんな家族のおかげで、地に足をつけて集中できている」と明かしている。