バーブラ・ストライサンド(79)は、『スター誕生』の最新リメイク版のアイデアは「間違っている」と思っているそうだ。
ジャネット・ゲイナーとフレドリック・マーチが主演した1937年作、ジュディ・ガーランドとジェームズ・メイソンが主演した1954年作に続いて1976年に公開された3度目のリメイク作にクリス・クリストファーソンと共に出演したバーブラ、2018年にビヨンセとウィル・スミスが出演すると噂されていたものの実際にはレディー・ガガとブラッドリー・クーパーが主役で作られた最新リメイク版『アリー/スター誕生』は、自身のバージョンと似すぎており、ビヨンセとウィル主演の方が面白いものができていたと考えているという。
豪テレビ番組『サンデー・ プロジェクト』に出演したバーブラは、「最初それをもう一度やると聞いた時はウィル・スミスとビヨンセが出演することになっていて、私はそれは面白いと思ったわ。音楽も役者も違う、異なるものを作るのは良いアイデアだと思ったの。だから、1976年に私がやったバージョンと似ているのを見て驚いたわ」と語る。
また「アイデアが間違っている」と指摘するも、興行収入が4億3600万ドル(約476億5000万円)に達したことに関しては「成功に異議を唱えることはできない」とした上で、「私は成功よりもオリジナリティを重視しているの」と続けた。
そんなバーブラは以前、2018年作の公開数日前に、主演のガガを「とても良かった」と絶賛、「全部は見ていないけど、とても良いわ。この映画は作られるたびに成功している。私はジュディ・ガーランドのバージョンが気に入っていて、今回のバージョンもとても好き。そして、私のもね」とコメントしていた。