俳優トム・ハーディ(43)が、人気映画の「ヴェノム」と「スパイダーマン」のクロスオーバー作品を望んでいることが分かった。「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に主演ばかりでなくプロデューサーとしても参加したトムは、いずれ自分のキャラクターをスパイダーマンと共演させたいと考えているという。
トムは、英エスクァイア誌に、この“クロスオーバー”について語った。「もし僕が(両作品)に繋がりを持たせようとしていないなら怠慢になるよ。目を覚まして、どんな機会や可能性にもオープンで、それにワクワクしていなければ、この仕事をしているとは言えない。1人の人間だけで橋をかけるには当然大きな峡谷があるから、そう言う分野に挑戦するには、高いレベルの交渉力と知性、そして座ってじっくり話すことが必要」
「両者(ヴェノムとスパイダーマン)がその気になり、お互いにとって有益であれば、できない理由はないんじゃないかな。その可能性に向かって、僕は両手を挙げて強く熱望しているし、実現のために、ビジネスとして正しい範囲内で何でもするよ。100m走をやっているのにオリンピックを目指さないのは馬鹿げてるからね!僕はそのフィールドでプレーしたいんだ」
そんなトムは、2018年作「ヴェノム」の続編に戻ってこられたことを興奮し、同映画を巨大なシリーズとして確立したいと思っているそうで、「『ヴェノム』には他の目的もあったけど、主な目的に比べると些細なものだった。エディ・ブロックとヴェノムをマーベルのスーパーヒーローとして定着させる事ができるか?ヴェノムとエディ・ブロックは、スーパーヒーローを知る人たちの間では普通に知られているから、それに傷をつける事はしたくない。そのレガシーの一部になりたいし、完全に台無しにしたくないんだ。恥をかかないようにね」
「僕は3作目についても考えているよ。それは同時に書く必要があると思うから。2作目が成功しないと3作目を作る許可が下りないけど、スタジオは2作目に本当に満足していたよ」と続けている。