米人気アニメのおっさん赤ちゃんがトランプ前大統領に激似 監督の見解は

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 アレック・ボールドウィン
 アレック・ボールドウィン

 「ボス・ベイビー」のキャラクターとドナルド・トランプ氏の類似をトム・マクグラス監督が否定した。2017年の公開後多くの人が、体は赤ちゃんで中身はおっさんのボス・ベイビーことテッド(声アレック・ボールドウィン)をトランプ元米大統領と比較していたが、監督曰く、純粋に偶然のものだという。

 マクグラスはハリウッド・リポーターに「興味深いのは、アレックが『サタデー・ナイト・ライブ』でトランプを真似る前にすでに1作目が完成していたってこと。そして多くの人がそれを比較の対象だと考えたこと。人は繋がりのある要素を見つけようとするものなんだ。ロシアでは、ボス・ベイビーはプーチンをモデルにしたと思っていたらしいよ。この映画では、そう言った事は意図的に避けた。アレックもその点にはこだわっていて、現存する誰かを風刺するのでは無く、ボス・ベイビーはボス・ベイビーであることを望んでいたよ」と話している。

 一方、続編となる新作「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」では、大人になったテッドと兄のティム(声ジェームズ・マースデン)が、ティムの娘であるティナ(声エイミー・セダリス)と一緒に、ベイビー社のトップシークレットエージェントを設立すると言うミッションに乗り出すそうだ。

 マクグラス監督は「アレックと一緒に仕事をするのはいつも素晴らしいし、赤ちゃんが家庭を切り盛りするという前提はとても楽しいアイディアだった。1作目は、2人の兄弟の間で繰り広げられていたけど、今回は、強い女性のキャラクターを登場させるチャンスだと思ったんだ。すでにボスベイビーが象徴するようなね。彼女(ティナ)はミレニアム世代の声を代弁してくれるかもしれないし、多分仕事とプライベートのバランスにもより優れていると思う。僕はティナに、ポジティブでチームワークを重視した、独特のキャラクターを与えることが出来ると思った。エイミー・セダリスは、このキャラクターに見事に命を吹き込んでくれたよ」と続けた。

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