東京五輪・閉会式が8日夜、東京・国立競技場で行われた。NHKが総合、Eテレで中継したが、総合は午後10時、IOCトーマス・バッハ会長の挨拶が始まったタイミングで、画面が変わり、台風9号の九州上陸の報道を行った。その後はEテレとサブチャンネルで中継を続けた。総合は五輪に復帰しないまま終了し、必要な台風情報を優先した。
午後10時ジャストのタイミングの兼ね合いとみられるが、ネット上は反応。「バッハ会長のあいさつの直前で台風のニュース」「NHKがバッハ会長のお言葉を絶妙なタイミングでぶった斬るもんだから」「開会式のバッハのスピーチがあまりにも不評だったから」「NHKの判断」「NHKもなかなかヤるな」「NHKはバッハの前でバッサリ」「NHKやるじゃん」「台風中継始めたNHKまじ有能では」と含みのあるコメント投稿が相次いだ。
なおバッハ会長は開会式では約13分もの長いあいさつで予定時間が大幅に遅れたが、閉会式もおよそ7分超のロングあいさつに。ネットでは、「バッハさん巻きで!」「バッハ長え」「終わったと思わせておいて終わらせない技術、すごいと思います」などのツッコミが飛び交った。