ytv漫才新人賞優勝の隣人「M―1は変わった漫才で番狂わせしたい」

 お笑いコンビ・隣人の中村遊直(なかむら・しょーとらいなー=33)と橋本市民球場(29)が25日、大阪市内でNSC大阪校オープンスクールに出席。「M―1とキングオブコントの決勝しか見ていない」と意気込みを語った。

 今年の「第10回ytv漫才新人賞決定戦」では、床に寝そべり体を使った漫才で優勝。橋本は「M―1は変わった漫才で番狂わせしたい。(ytv―では)漫才で優勝させてもらいましたけど、コントメインでは取れていない。キングオブコントはずっと追い続けていた夢なので」と力を込めた。

 イベントには、お笑いコンビ・タチマチや漫才作家の藤田曜氏も出演。NSC大阪への入学を目指す10代~20代の参加者は漫才の作り方の講義を受け、即席で組んだコンビで漫才を披露した。10代の参加者とコンビを組んだタチマチの安達周平(28)は「(相方の)胡内といるときより安心してボケられる」と、受講者のポテンシャルに関心しきりだった。NSC大阪34期の隣人・中村は「僕らのときは大阪の吉本が1強だったので。『笑いは大阪やろ』というのは伝えていきたい」と、未来の後輩たちへアピールした。

 NSCの入学資格は18歳以上、高校卒業(見込み)以上であること。第1回の募集は9月30日まで。

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