◆「シンデレラ」の日系人ギタリスト死去、58歳 悲しみの息子「言葉が出ない状況。愛してるよ、父さん!」

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ジェフ・ラバー
ジェフ・ラバー

 メタルバンド「シンデレラ」の日系人ギタリスト、ジェフ・ラバーが死去した。58歳だった。オリジナルメンバー、マイケル・スメリックの後任として、1985年に同バンドに加入したジェフ、息子のセバスチャンが14日に「僕の父、ヒーロー、アイドルが今日亡くなりました。現在言葉が出ない状況です。愛してるよ、父さん!」とSNSで発表した。

 一方、ローリングストーン誌が発表した同バンドのメンバーらによる声明にはこう綴られている。

 「音楽作りとワールドツアーに関する俺たちの何十年に渡る絆は、バンドとして独特なものだった。ジェフとの思い出は俺たちの心の中で永遠に生き続ける。バンドの兄弟が俺たちを残して逝くなんて想像を絶することだ。彼の妻デビニク、息子セバスチャン、家族、友人らにお悔やみを送らせてもらう。ジェフの思い出と音楽は俺たちと永遠さ。皆からの溢れる愛に、バンド、家族、マネージメントチームは感謝している。安らかに眠ってくれ、ジェフ」

 ジェフは同バンドがマーキュリー/ポリグラム・レコードとメジャー契約する際に加入、1986年のデビューアルバム『ナイト・ソングス』を始め、全てのスタジオアルバムに参加している。同バンドはラストアルバムとなる1994年の『スティル・クライミング』以降もツアーを続け、2017年に解散を発表した。

 ちなみにジェフのギターは、ベースのエリック・ブリッティンガムのサイドプロジェクト、ネイキッド・べガーズの2枚のアルバムや、エリックの2014年のソロアルバム、『ワン・フォー・ザ・ロード』でも聴くことができる。

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