脊髄髄内腫瘍の摘出手術を行い芸能活動を休止していた、AKB48の柏木由紀が、15日から芸能活動を再開することを12日、所属事務所が発表した。
柏木が所属する「ワタナベエンターテインメント」は同日、公式サイトで「先日ご報告の通り、柏木由紀は「脊髄髄内腫瘍」を摘出し、療養中でございましたが、術後の経過も良く無事に退院し、現在定期的にリハビリに通う生活を送っております。本人からの活動再開に向けての強い意志を鑑みて、主治医師の許諾のもと、この度、誕生日を迎える7月15日より活動再開することをご報告申し上げます」と公表した。
柏木はレギュラーを務めるTOKYO FMのラジオ番組「柏木由紀のYUKIRIN TIME supported by DAIYAME」に15日から出演を再開。また18日に予定されている写真集「Experience」発売記念オンラインイベントも予定通り開催する。また、今月7、8日に予定していたソロコンサートや、WACK所属7グループとのコラボシングルに関しては、年内での開催、リリースで調整中だという。
柏木自身もコメントを発表。「無事に手術が成功して、リハビリも順調で、お医者様も驚くほど回復しております」と経過を明かし、「正直、ほっとひと安心しています。病気を知ってから、もしも、歌うことや踊ることが出来なくなってしまったらどうしよう、という不安が常にありました。そして、帰る場所があるということがどれだけ支えになるか、実感した1ヶ月でした」と、不安と戦っていた正直な心境を吐露した。
その上で「たくさんの方にご迷惑やご心配をおかけした分、これから、これまでよりも、もっと元気に皆さんに恩返ししていきます。改めて、よろしくお願いいたします!」と報告した。柏木は6月に放送されたテレビ番組の収録で、数十万人に1人の難病とされる脊髄髄内腫瘍が明らかに。同8日から芸能活動を休止して25日に摘出手術を行い、リハビリに努めていた。