ホールジーの、胸を露出したニューアルバムのジャケットが話題となっている。身体と授乳に関する社会的スティグマを終わらせるコンセプトだそうで、ホールジー本人も現在アレヴ・エイディンとの第１子を妊娠中だ。
新作「イフ・アイ・キャント・ハヴ・ラヴ、アイ・ウォント・パワー」のアルバムカバーとなる王座に座り赤ちゃんを抱え胸を露わにする自身の写真をホールジーは公開、同作は「妊娠と出産に関する恐怖と喜び」についての作品だそうで、既に赤ちゃんが誕生かとの噂も流れていた。
写真家ルーカス・ガリードが撮影したアルバムジャケットをインスタグラムに投稿したホールジーはこう綴る。「このアルバムは妊娠と出産についての喜びと恐怖をコンセプトにしている。ここ数カ月の私の旅路がカバーアートで表現されることが重要だった。聖母と売春婦の二分法。性的な存在である私と、子供にとって器であり恵みの私の身体、この２つのコンセプトは安らかにそして力強く共生することができる」
そして、最近まで自分の身体は自分のものではなかったとしてこう続けている。「ここ数年あらゆる意味で自分の身体は世界に所有されていた。このイメージは私の自立性を再び宣言し、自分という人間の生命力に関するプライドと強さに磨きをかけたもの」「美しく、称賛されるべき、妊娠中、そして産後の身体を祝福するイメージね。身体と授乳に関する社会的スティグマの根絶。正しい方向に行くといいけど！」
２０１６年に子宮内膜症と診断され、流産の経験も以前に明かしていたホールジー、昨年の「マニック」に続くナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスがプロデュースした同新作は来月２７日に発売予定だ。�
