大腸がんの手術を受けて休養していたミュージシャンでタレントの桑野信義が、7日に大阪市のフェスティバルホールで行われたコンサート「WOWOW生中継 鈴木雅之 Masayuki Suzuki Taste of Martini Tour 2020/21~ALL TIME ROCK ’N’ ROLL~」に出演。仕事復帰を果たした。
今回のコンサートは、桑野のシャネルズ、ラッツ&スター時代の仲間である鈴木雅之の芸能生活40周年記念ツアーの大阪公演。桑野はコンサートの終盤、鈴木に呼び込まれてステージにサプライズ登場した。
8日未明には自身の公式ブログで、コンサートの出演を報告。「全国ツアーも残りわずかになり焦りまくり そこに当初からずっと応援してくれていた鈴木雅之リーダーが俺の気持ちを汲んでくれてワンコーナーだけでもステージに戻ってきてやってみないか、と言ってくれました」と経緯を明かした。
「リーダーはもちろん佐藤善雄先輩 バンドのメンバー、スタッフ全員がお前を全力でサポートするからと…その言葉を聞いた時、嬉しかった!!と同時に長い間トランペットも吹いてないし歌も唄ってないしリハーサルもやってない状況で果たして出来るかな?と不安にもなりました」と心境を吐露。「ところがどっこい!自分でも驚いた!身体が覚えていたんだよステージに上がり皆んなのサポートで身体の具合は良くなるは調子はアップするは 『病は気から!』って本当だね(^‿^)」と感激をつづった。
闘病生活が続く中、「正直もうステージに立てないと思っていたからさ」と、弱気になっていたことも明らかに。「それぞれ病気の内容は違えど現在闘っている皆さん&サポートしている皆さん 諦めなければ必ず夢は叶う!こんな俺でも実証してみせたよ~!」と喜びを表した。
桑野はさらに、大腸がんの治療についての詳細を記述。抗がん剤治療を中止した後「5月に再手術をしました」とも告白。「2月&5月の2回の手術は思っていたよりダメージが残り 現在も障害が残り完治はしていませんが」としつつ、「今回は桑野にとって復帰第一弾になった訳です 今後、皆さんに嬉しいお知らせも控えてますお楽しみに!とにかく焦らず、先ずは3年後の寛解に向け療養しながら一歩一歩進んで生きまっせ!!」と前向きに締めくくった。