「ポケモン新プロジェクト発表会」が21日、羽田空港で開催された。ポケモン代表取締役社長の石原恒和氏らが出席し、「そらをとぶピカチュウプロジェクト」の発足を発表。プロジェクトを記念し、沖縄県出身アーティスト「HY」によるオリジナル楽曲の制作も発表され、同曲をBGMにピカチュウ10匹による「ピカチュウダンス」が披露された。ボーカル仲宗根泉の力強い歌声と明るい曲調に合わせ、ピカチュウたちは息のそろったパフォーマンスを披露した。
同プロジェクトは人と人、人と地域をつなぎ、観光・航空事業への貢献を目指すもの。第一弾のパートナーとしてスカイマークと連携した「ピカチュウジェット」が本日15時35分より就航する。
また、沖縄県内の交通機関や観光施設との連動政策や商品展開などにより、沖縄県の観光事業への貢献を目指すこともあり、沖縄県うるま市出身のアーティスト「HY」がテーマソング『空色』をかきおろした。「ピカチュウジェット」が飛ぶ鮮やかな青空をイメージして制作されたといい、ドラムの名嘉俊は「毎日違った表情を見せてくれる空と、様々な感情が生まれる私たちの心をシンクロさせて作ってきました。今の世界はまだ曇り空が続いていますが、その上には青空があることを今日も信じて。この曲が聞いてくれたあなたの心に寄り添って、あなたと一緒に1歩歩んで進んでくれたらうれしいです」とコメントを残した。
石原氏は「ポケモンは、ゲームやアニメを通じて外に出て冒険するという楽しさ、旅をして新たな出会いが生まれる喜びを伝えてきました。このポケモンの力を利用して、人と地域をつなぎ、社会に貢献出来ると考え、このプロジェクトを発足しました」と言葉に力を込めた。