名前にある「佐助」は頼朝にちなんでいます。諸説ありますが頼朝は若い時代、京都で「右兵衛権佐」の職に就いており「佐殿(すけどの)」と呼ばれていました。その「佐殿」を助けて稲荷であることから「佐助稲荷神社」と呼ばれるようになったという話が一般的です。
この神社には、開山良忠上人が子ギツネを助けたお礼として、親ギツネからもらった薬の種が多くの人の病気を治したという話があり、白狐(びゃっこ)をお供えして願掛けをします。今更、天下を取る大望や出世を願うなどありません。ましてやガッキーのような美女を娶(めと)ることは臨むべくもありません。でも、私も少し御利益にあやかるため、福を招く「白狐守り」をいただきましたが、さて…。