俳優・木村拓哉(48)と歌手・工藤静香(51)の次女でモデルのKoki,(コウキ、18)が、映画「牛首村(うしくびむら)」(公開日未定)に主演し、女優デビューすることが16日、分かった。
15歳でファッション誌「エル ジャポン」の表紙に抜てきされ、衝撃デビューして以降、モデルとして活動してきたKoki,が、ジャパニーズホラーに挑む。デビュー作となるのは「呪怨」で知られる清水崇監督(48)による「恐怖の村」シリーズの第3弾。首のない地蔵や、「牛」ではなく「“生首村”」に見えるタイトルロゴなどイメージビジュアルも解禁され、北陸に実在する心霊スポットを舞台に、どんな恐怖演技を見せるのか注目される。
女優・Koki,の起用について、清水監督は「ミステリアスな存在感と物怖じしない物腰、時折垣間見える負けん気に大きな魅力を感じています」と期待。女優デビュー作にホラーを選択してくれたことを感謝し「日本の通常の芸能活動の枠を超えた度量と野心を感じ、一緒にチャレンジすることが、今からとても楽しみです!」と喜んでいる。
姉のCocomi(20)も明石家さんまプロデュースのアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(公開中)に声優出演し、銀幕デビューしたばかり。満を持しての初芝居に、Koki,は「この様な素晴らしい機会を与えて頂けた事に本当に感謝しています。いただいた役と向き合いながら、清水監督からの言葉をしっかり聞き、一生懸命頑張りたいと思います」と意気込んでいる。
Koki,は2018年、「ELLE CINEMA AWARDS 2018」で、エンタメ界において同年に最も輝いており、これからの活躍を応援したい女性に贈られる「エル・ガール ライジングスター賞」を獲得。15年に創設され、翌16年から個人表彰が始まった同映画賞で、初めて映画未出演での受賞者として話題となった。