イギリスの名優ジョナサン・プライス(74)が、エリザベス女王からナイトの称号を授けられる。人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のハイ・スパロウ(雀聖下)役などで知られ、ネットフリックスの『ザ・クラウン』の最終2シーズンでは、今年4月に崩御したフィリップ殿下役を演じる予定のジョナサンの受勲が、エリザベス女王の2021年誕生日叙勲リストで発表された。
これを受け、ジョナサンが声明を発表した。
「イギリスは芸術界で活動する者を称え続け、アーティスト達が我々の生き方に多大な貢献をしていることを認めている」
「私は1972年アラン・ドッサーのもと、リバプール・エヴリマン劇場で仕事を始めた。私にとって劇場は、人々を楽しませ、情報を与える変化の手段だった」
「芸術は人々に、より親切に、より理解を示し、疑問を抱き、そしてより共感するべきだと思い出させてくれる」
「およそ50年間俳優を続けてきた後に、私の友人や同僚達と分かち合った仕事や理想が、このような形で表彰されたと考えられることを誇りに思っている」
今回の叙勲リストでは、『ブリティッシュ ベイクオフ』のプルー・リースがデイム、スキンのフロントウーマン、スカンク・アナンシーが 大英帝国勲章4等勲爵士(OBE)、歌手のアリソン・モイエとエンゲルベルト・フンパーディンクが大英帝国勲章5等勲爵士(MBE)をそれぞれ授与が発表されている。