米女優リサ・べインズ(65)がニューヨークで起こったひき逃げ事件で被害にあって重体だという。「ゴーン・ガール」などで知られるリサは、電動スクーターにはねられたことにより「外傷性の脳損傷」を負ったと報じられている。
リサの同性の妻であるキャスリン・クランホールドさんがデッドラインに話したところによると、ロサンゼルス在住のリサは、新型コロナのパンデミックが始まって以来初めてニューヨークを訪れていた。道を渡ろうとしたところ赤信号を無視して走行を続けた電動スクーターに衝突。現在マウント・シナイ・モーニングサイド病院に入院中で重体だという。警察は現在、その場から逃走したスクーターに乗っていた者を探している。
事故後、救急車が現場に駆け付け、リサが頭部に重傷を負ったことが分かったというが、状態の詳細に関しては、数日中に明らかになるという。
一方、リサの友人である作家のシンシア・クロッセンによると、リサはコロナ禍で1年間ロサンゼルスから出ていなかったことからニューヨークを訪れたことを喜んでいたそうで「彼女は、ニューヨークをとても愛しているんです。彼女はロサンゼルス暮らしですが、ここで何年も楽しい時間を過ごしましたから」と話す。
ブロードウェイの舞台でも活躍していたリサは、映画では「カクテル」でトム・クルーズと共演。また「ヤングガン」に出演したほか、テレビではドラマ「ナッシュビル カントリーミュージックの聖地」や「宇宙探査艦オーヴィル」に出演している。