人気女優 撮影現場で不適切な行為受けた「体を不快に扱った」「説得や強要も」

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クリスティーナ・ヘンドリックス
クリスティーナ・ヘンドリックス

 女優のクリスティーナ・ヘンドリックスが、映画の撮影現場で人々から「不適切な扱いを受けた」と明かしている。クリスティーナは、2007年から15年まで放送された1960年代のニューヨークの広告業界を描いたドラマ『マッドメン』では不当に扱われたことはないと主張しているものの、他の作品ではそういうケースがあったという。

 ザ・ガーディアン紙にクリスティーナはこう語っている。「この業界で、無傷で、モノとして扱われずにすむと思う?これを逃れたミュージシャン、モデル、俳優を一人も知らないわ。私にもそういう数々の瞬間があった。『マッドメン』ではないわよ。でも他のところでは、私を利用しようとしたり、体を不快に扱ったり、説得や強要、またプロとして恥をかかせたり。『仕事に本気なら、こうするべき…』とか言って」

 『マッドメン』のクリエーターであるマシュー・ワイナーが、同ドラマの脚本家ケーター・ゴードンからセクハラ告発をされたほか、プロデューサーのマーティ・ノクソンからは悪質な現場環境を作っていたと指摘されたことに関し、クリスティーナはマシューを擁護。「私とマットの関係は決して有害ではなかった。その場に居なかったし、誰かの体験を軽視している訳じゃないけど、私はそういう経験はしなかった」と続けた。

 また、MeToo運動の最盛期には何百人もの人々がセクハラや不正行為でハリウッドの幹部やスターへを告発したが、クリスティーナは「みんなは私たちを知っているから、余計に注目されるだけよ」と話し、キャリアの中で不適切行為が起こりうる状況はハリウッドと他の業界で大差はないと考えているようだ。

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