女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(51)は、夫である俳優マイケル・ダグラス(76)が出会った当初、自分に気があるとは思いもしなかったそうだ。キャサリンは、1998年の映画『マスク・オブ・ゾロ』の出演で、マイケルの目に留まったのだが、映画祭で夕食へ誘われた際、告白された時はとても驚いたという。
キャサリンは「(映画祭で)彼は『ダイヤルM』のプロモーション中で、私は『ゾロ』をプロモーションしようとしていたの。私は、マイケル・ダグラスが仕事のことで会いたいのだと思っていたわ。彼は俳優であるだけでなく、プロデューサーでもあったから。私は仕事モードで映画祭に行くつもりだった。だから『えっ!彼、私とデートしたいんだわ』なんて思いもしなかった」と当時の思いを説明した。
そして、「プレミア上映前の夕食に、トニー(アンソニー ・ホプキンス)がマイケルを招待したの。早い時間の夕食と飲み会か何かだったわ。私に会って1時間以内に、彼は私の子供の父親になりたいと言ったのよ」と、驚きの展開を打ち明けた。
キャサリンは、マイケルの早急な『口説き』を最初は断ったものの、時間をかけて友情が育まれ、最終的にはそれがロマンティックなものへ変わっていったのだという。
「私は(最初)、彼に『あなたについてたくさん聞いたことがあるし、たくさんのことを読んだけど、すべて本当ね。お休みなさい』って言ったのよ。でも、彼はスコットランドにいた私にお花を送ってくれて、その後1年は電話だけの交流だった。私がニューヨークにいる時か、彼がロサンゼルスにいる時は会って夕食を共にするのが1年続いた。私たちは友人になったのだと思う。そして、ある夏に全てが始まった。それで決まりよ。そして20年後、私達はここまで来たわ」と振り返った。