大坂なおみ「命を救うことを願う」、スキンケアブランド「KINLÒ」立ち上げ

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 大坂なおみ
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 プロテニス選手の大坂なおみがスキンケアブランド「KINLÒ」を立ち上げた。メラニン色素が濃い肌の人に向けた良心的な価格のラインで、大阪選手自身も探していたタイプの商品だという。

 ビジネス・オブ・ファッションに大阪選手はこう話す。「このプロジェクトを始めたきっかけとして、子供の頃自分の肌を守る術を知らなかったことがあります。日焼け止めを使うようになったのもごく最近のことです」「公衆衛生として必要なものです。かつて私は日焼け止めは自分に必要ないと吹聴していました。しかしメラニン色素が多くても、ケアは必要です。この事に私は熱心に取り組んでいます」

 リップバーム、ボディスプレー、アイクリーム、SPF50のティンティッド・フェイス・ローションやサンスクリーンといったアイテムは皮膚科医のナーナ・ボヤケ氏と開発、テニスの試合にも耐えうるという。

 また米国疾病管理センター(CDC)のデータによるとメラノーマと診断されたアフリカ系アメリカ人の33%が死亡しているそうで、大阪選手はインスタグラムにこう綴っている。「自分の会社を始めるとは思ってもいませんでしたが、KINLÒのローンチを非常に楽しみにしています。メラニン色素が濃い肌を守り若返らせるスキンケア商品の新ブランドです」「これらの商品が沢山の人々を助け、更には命を救うことを願います。私たちは自身を可能な限り守っているとはいえないと強く感じるのです」

 そんな大阪選手は最近、ルイ・ヴィトンのアンバサダーにも選出されウィメンズのアーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールが撮影した春コレクションのキャンペーンに登場、こう声明を発表していた。「ニコラとの仕事は非常に光栄なことです。私が称賛して止まないデザイナーですし、お互い日本の文化とそのスタイルが大好きだという共通項もあります。グローバルアンバサダー就任は私にとって、夢が現実になったようなことです」

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