【日本での女優主演のアクション映画は?】
最近、『奥様は、取り扱い注意』という映画が公開されましたね。主演は綾瀬はるかでスパイ。本格的なアクションも披露、まるでハリウッド映画のようです。そう、この手の日本映画は近年、見かけなかったのです…。とはいえ、戦う女の子が主人公の物語は以前、日本でも多く作られていました。梶芽衣子、富司純子、志穂美悦子の主演映画はシリーズ化、そして「ベルサイユのばら」、「キューティーハニー」、「キャッツ・アイ」、「プリキュア」、「美少女戦士セーラームーン」などのアニメでは今もお馴染みですよね。しかも女の子に大人気の“戦う美しい女戦士”。ただ美しいだけじゃない。強くありたい、活躍したい、が混在した女性心理と言えます。年齢性別問わず大人気の「エヴァンゲリオン 」だって、エヴァのパイロットとして戦う主要キャラは、綾波レイ、アスカ・ラングレー、真希波マリ、と男性より女性が多いのも興味深い。
【女優主演アクション映画の成績】
日本では実写アクション映画はまだまだ男性主演であり、なんとなくアクション映画は男性向けという印象なんですが、海外はすでに女性アクション映画でヒット作を生み出していて、アンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレイダー』、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演『バイオハザード』、ガル・ガドット主演『ワンダーウーマン』などシリーズ化のものも多くあります。美しい演技派女優達が主演を務めるのが最近のハリウッド流。女優達も家の中で夫の帰りを待つ役よりも外で思いっきり戦いたい、子供達のヒーローになりたいと願っている証拠です。その上、世界的にヒットを飛ばしているのだから、実際のところ、強く美しい女性は性別関係なく魅力的だということも立証されているに等しいのです。
【戦う美しい女優が生み出すハリウッド映画】