ヘンリー王子は「歴史の繰り返し」を最も懸念していたという。妻のメーガン妃がこの辛い時期に傍にいてくれることを感謝しつつ、1997年にパリでの自動車事故で他界した母ダイアナ妃について言及。前年にチャールズ皇太子と離婚した際、妃殿下の称号をなくしていた母の心境を思いやった。
昨年アメリカに移住し、イギリス王室から退いたヘンリー王子とメーガン妃は、オプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組に出演。その予告編でヘンリー王子は「私の一番の懸念は、歴史は繰り返すのではないかということでした。ここに座っていることに本当に安堵しているし嬉しい思いです。妻が横にいてあなたと話せることが」と話す。
また、ダイアナ妃に抱かれる少年時代の写真と共に、「随分前に、母がこの過程を一人で経験し、どんな思いだったのかと想像せずにはいられません。(英王室からの退位は)僕ら2人でさえ、信じられないぐらい辛いことですが、僕らには少なくともお互いの存在がありますから」とヘンリー王子は語っている。
7日に放送予定オプラは「今回のインタビューで禁止の話題は全くないということを皆に明確しておきたい」という。予告編で「あなた方は、かなりショッキングな事を話しましたが」、「生きた心地がしないような感じ、限界に達していたんですね」とオプラは2人に話しかけ、さらに、メーガン妃には「あなたは沈黙していたんですか?それとも沈黙させられていたんですか?」と聞いていた。同妃の答えは本編で明らかになるようだ。