贈り物の定番といえば花。バラ、ユリ、はたまた季節のお花?色は情熱の赤?それとも可愛いピンク系?花束がいいのか、そのまま飾ることを考えたらアレンジメントの方かいい?相手のことを考えながら、花を選ぶのはワクワクする。
だが時間がなく、花屋さんの開店時間に行けない人や、店員とやりとりするのが苦手な人、そもそも相手が遠くに住む場合は、やはりネットでの注文一択となる。実際、母の日にネットでカーネーションの花束やアレンジメントを、遠くに住む母に贈ったことがある人も多いはず。
これまでは、そんなネット注文の場合、値段と見本の写真から選ぶことしかできなかった。だが花を選ぶワクワク感や、他の人と違うものを贈りたい人にピッタリの、ネット注文でのサービスが誕生した。
フラワーギフトの大手「花キューピット」ではこのほどセミオーダーサービスを開始した。利用方法は簡単。誕生日やお祝い、お礼といった用途、さらにそのまま飾れるアレンジメントか手渡しにぴったりな花束にするかを選択。あとは予算(4400円~)、メインカラー(赤系、ピンク系、グリーン・ホワイト系、お任せなど)、さらに任意で希望の花や使用したくない花を選ぶこともできる。商品のイメージも「プロにお任せ」から「可愛らしく」「ナチュラルに」と贈る側の希望が反映される。実際にどんな花束になるのかが気になるが、完成メージ画も出てくるので安心のサービスになっている。
このサービスが開始されたきっかけは、全国の加盟店と消費者双方のニーズが合致したことだという。同社は、1拠点の作業場から一括発送するのではなく、届け先に近い地元の生花店が個別に届ける仕組み。そのため従来の商品は、決まった種類の花を仕入れる必要があり、そのときの店舗の状況によっては、負荷が生じる場合があったという。
だが決まった種類よりも「お店の目利きで仕入れた、そのときの良い状態の花を組み合わせてお客様の要望に応えるほうが、負荷が低い上に結果としてお客様のもとに良いお花が届けられるのでは」という声が加盟店から上がった。さらに他人と同じ物は苦手、個性を出したいといった「消費者側、特に若年層のパーソナライゼーションを好む消費トレンドとも合致」し、今回の新サービスにつながった。
元々同社のオンラインストアの利用は40~50代(男女半々)が最も多い。だがセミオーダーを導入したことで「こだわりを反映したいお客様、そしてパーソナライズを好む20代の方にも利用されることを期待しています」とカスタマイズが新たな客層開拓にもつながる。
同社では「まるで“お店でスタッフに相談しながらオーダーしているような感覚”で、お花を贈ることを楽しんでいただきたい」と話している。