手軽に美味しく栄養管理ができる冷凍宅配食サービス「nosh(ナッシュ)」を提供するナッシュ株式会社はこのほど、夏休み期間中の“お昼ごはん問題”に関する実態を把握するため、全国の子育て世帯600人を対象にアンケート調査を実施、結果を公開した。
まず、「夏休み期間の子どもの昼食づくりにストレスや負担を感じますか?」という質問に対し、「非常に感じる」(29%)、「やや感じる」(34%)と回答した人は、全体の63%となった。夏休みは子どもが日中も家にいる時間が長く、親が食事を用意する機会も増えるため、日常とは異なる負担がかかっていることがうかがえる。
次に、昼食づくりで負担に感じる点について聞いたところ、最も多かったのは「毎日のメニューを考えるのが大変」(67%)だった。その他にも「栄養バランスが気になる」(44%)や、「調理時間がとれない」(25%)、「暑い中で調理をしたくない」(20%)といった回答も多く、時間的・心理的負担が影響していることが分かった。日々のメニュー決めは、料理経験の有無にかかわらず多くの親にとって悩みの種となっている一方、「栄養バランスが気になる」が2番目に多く、健康面にも気を配りたいという親心が表れている。
昼食づくりにかかる時間についての質問では、約半数が「10~20分未満」と回答。昼食は夕食に比べて「時短」が求められる場面が多いものの、結果として一定の調理時間がかかっており、親の時間的な余裕を圧迫していることがわかる。
昼食づくりにかかる時間を短縮できた場合どのように過ごしたいか聞くと、「休憩・リラックスの時間をとりたい」(54%)、「子どもと一緒に遊びたい」(39%)といった回答が多く、親が自分自身や家族との時間を大切にしたいと考えていることが明らかになった食事づくりに追われることで、本来過ごしたい“心のゆとりある時間”が削られていることがうかがえる。
◆出典元:ナッシュ株式会社(https://nosh.jp/company/news/338557)