英国のウィリアム皇太子を伝説的歌手のプリンスと間違えた男性が、皇太子に謝罪の手紙を書いたという。
10月23日放送のBBCのトーク番組「ザ・グレアム・ノートン・ショー」に出演したウィリアム皇太子は10月初めにイングランド南西部サマセット州イルミンスターにある、知的障害のある大人を支援するカフェ「スウィート・サプライズ」を訪れた際の、セバスチャン・スミスさん(22)とのほほえましいエピソードを披露。番組内でセバスチャンさんの名前は明かされなかった。
「サマセットを訪れ、地元のコミュニティーをいくつか見て回っていたとき、ある素敵な男性が座ったまま私を見上げて、『いつ歌うんですか?』と言ったんです。後ろにいた女性が彼の腕を軽くたたいて、『違う違う、そっちのプリンスじゃないのよ』と。どうやら私に『パープル・レイン』を歌ってほしかったようなのですが、私はその歌詞を知らないんです」
英ザ・サン紙に対し、母親のクレアさんは「正直なところ、セバスチャンはウィリアム皇太子が誰なのか、まったく分かっていなかったと思います。でも、歌手のプリンスの大ファンで、全曲名を挙げられるし、歌詞もすべて覚えているんです。だから、ウィリアム皇太子がスウィート・サプライズに到着したとき、セバスチャンは歌手のプリンスだと思い込んでしまったんです!」と語っている。
セバスチャンさんは「極めてまれな遺伝性疾患」とされるルビンシュタイン・テイビ症候群と診断されている。クレアさんは「手紙の中であの子は、訪問へのお礼を伝え、プリンスと間違えたことを謝っています。目にしてもらえるといいなと思っています」と付け加えた。