俳優のジョン・マルコヴィッチは、最近ではアカデミー賞を受賞することが、劇場公開で成功するカギとなると考えているそうだ。「プレイス・イン・ザ・ハート」「ザ・シークレット・サービス」の2作品でアカデミー助演男優賞にノミネートされたジョンだが、映画業界は大きく変わってきていると語っている。
先日行われたBFIロンドン映画祭でのトークでジョンはアワードについての思いが当時とは変わったとして、こう話した。「映画業界は文化の世界で非常に高く評価され、特別な地位を占めていた。僕の意見では過大なほどと言えることもあった」
一方で、初期の映画作品はアカデミー賞の評価に関わらず、商業的成功を収めていたと振り返り、「しかし、現在はアワード受賞が人々を劇場に向かわせる唯一の方法だ」と続けている。
しかし、業界の変化は前向きに受け入れているそうで「僕は72歳だ。物事は変わるものさ。『昔はこうでなかった』とはあまり思いたくない。物事は変わるから、それに合わせて自分も変わるか、死ぬかのどちらか。だったら、合わせて自分が変わるほうが良い」と語った。