小説「ジャック・リーチャー」シリーズの原作者であるリー・チャイルド氏が、トム・クルーズ主演による映画版シリーズの第3弾製作に対し、契約上の拒否権を行使し断っていたことを明かした。
トムは映画「アウトロー」(原題『Jack Reacher』2013年)と、続編「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」(2016年)の2作で主演を務めた。チャイルド氏は映画化による原作書籍の売り上げ増加に感謝しつつも、今後の展開においては異なる方向性を目指したいと考えていたという。
映画情報サイト「コライダー」に対し、チャイルド氏は「契約には2本製作した後に続編を作るかどうかを決める拒否権があり、私はそれを行使した。映画の功績は大きかったが、2017年当時はストリーミングによる一気見が普及し、テレビ業界の環境が一変していた」と振り返った。
チャイルド氏は映画から配信ドラマへとシフトした理由について、時間に縛られず物語の細部まで描ける点や、プラットフォームが出資するため大物スターの知名度に頼らず自由にキャスティングできる点を挙げた。
この決断により、アラン・リッチソン主演によるPrime Videoのドラマシリーズ「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」が誕生。同作は高い視聴回数を記録し、すでに先々のシーズンまでの更新が決定している。