俳優のRJ・ミッテさんが死去した。34歳だった。人気ドラマ「ブレイキング・バッド」のウォルター・ホワイト・ジュニア役で知られるRJさんは12日、テキサス州で自ら命を絶ったという。
3歳で脳性まひと診断されたRJさんは、俳優のブライアン・クランストン(70)やアーロン・ポール(47)と共演した同作で俳優として成功を収め、ハリウッドでは障害のある俳優たちの支援にも力を注いできた。
代理人は声明で「深い悲しみ」とともに訃報を伝え、「自身の脳性まひとともに生きる経験を生かし、ミッテは役に真実味をもたらし、障害への理解とインクルージョンを広める活動の場を築きました」とつづっている。RJさんは約1年前、長年の恋人ケネディ・スアレスさんとの婚約を発表したばかりだった。
ドラマでRJさんの父親役を演じたブライアンはインスタグラムに「今夜、深い絶望の中でこれを書いている。『ブレイキング・バッド』での僕のかわいい息子、RJ・ミッテが亡くなった」と投稿。14歳で出会ったRJさんが脳性まひを決して言い訳にせず、過酷な撮影に立ち向かい、立派な俳優へと成長していった姿を振り返っている。さらに「なぜなんだ?ほんの数週間前、いつランチに行けるかってメッセージを送り合っていたのに」と胸の内を明かし、「寂しくなるよ、息子よ」と別れを告げたうえで、自殺を考えている人に支援を求めるよう呼びかけた。
アーロンもハリウッド・リポーターを通じて「この知らせに心が張り裂けそうだ。RJ、愛してるよ、友よ」と追悼の言葉を寄せ、「これを読んでいる誰かへ。あなたは愛されていて、ひとりじゃないってことを知ってほしい」と語りかけている。