元WWEスーパースターで俳優のジョン・シナ(49)が、自身のトレーディングカードが記録的な32万9400ドル(約5200万円)で売れたことに対する「複雑な気持ち」を明かした。10月9日にApple TVで配信がスタートした映画「Matchbox ザ・ムービー」のプレミアで取材に対して語った。
23年のリング生活を経て2025年12月に引退したシナ。プロレスカードの公開取引で史上最高額を記録した、世界に1枚しかない「レッスルマニア41」のパッチ付きサインカードについて聞かれ、「エンターテインメント・トゥナイト」に「世の中には自由に使えるお金がたくさんあるからね。コレクターズアイテムはいずれ過大評価されるかもしれないと思う。それに、カード1枚にあんな値段がつくと、素直に喜ぶっていうのはなかなか難しいよ」と語った。続けて「でも、僕自身が車好きだから分かるんだ。本当に欲しくて、情熱があって、それだけの財力があるなら、それだけの値段になる。そこは理解できる」とコメントし、コレクターにシンパシーも感じていた。
記者から「複雑な気持ちか」と問われると、シナは「いやあ、そうだね。不思議な感じだよ」と認めた。さらに、購入者による転売を心配していることも明かした。「財力を使ってあのカードを手に入れた人が、そこに大きな喜びとつながりを感じてくれて、将来の利益のために転売する商品として扱わないことを願ってる」とくぎを刺すように語った。
シナは結婚指輪をカメラに掲げ、こう語った。「物につながりや意味を感じていれば、それが大事なことで、時には値段なんてつけられない。だから、カードを持っている君が誰であれ、その物に込める意味が、このゴムの指輪と同じくらい強いものであってほしい」