俳優のマイケル・J・フォックスが2日、カナダの民間人に贈られる最高位の栄誉を受けた。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で知られるマイケルはオタワにあるカナダ総督の公邸リドー・ホールで、久しぶりに公の場に姿を見せた。パーキンソン病をめぐる「力強い世界的な支援活動と、ひるむことのない率直さ」が評価され、カナダ勲章の最高位であるコンパニオンに昇格した。
式典でルイーズ・アルブール総督は「あなたの姿はとても根本的なことを思い出させてくれます。持続的な進歩には勇気と想像力と決意を持って前に進むことが必要だということです。結局のところ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、つまり未来へ戻ることの方が過去へ進むことよりずっと良い考えなのですから」と述べた。
マイケルはこの日、カナダ勲章を受章または昇格した51人のうちの1人。2010年にオフィサーを受章しており、今年に入ってコンパニオンへの昇格が発表されていた。
総督府は当時、「マイケル・J・フォックスは人生の特筆すべき章にあり、厳選した俳優業とパーキンソン病をめぐる力強い世界的な支援活動、そしてひるむことのない率直さを両立させています。自身の財団を通じて画期的な研究と希望を推進し、その声を執筆や講演、そして高く評価された2023年のドキュメンタリー『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』に注ぎ込むことで、世界中の何百万人もの人々に勇気を与えてきました」と発表していた。
1998年にパーキンソン病と診断されたことを公表したマイケルは00年にマイケル・J・フォックス財団を設立した。同財団はこれまでに30億ドル(約4500億円)以上をパーキンソン病の研究に投じている。