カントリー界の大御所、ドリー・パートンさんのコーヒーブランド「カップ・オブ・アンビション」が、ドリーさんの死去からわずか数週間後に正式に発売された。8月25日に80歳で亡くなったドリーさんは生前、自身の名曲「9時から5時まで」の歌詞にちなんだ名前のコーヒーブランドを手がけていることを明かしていた。
アメリカのナショナル・コーヒー・デーにあたる9月29日に合わせて発売された同ブランドは、家族経営の焙煎会社コミュニティ・コーヒーと共同で開発されたもので、ピープル誌によると、プレスリリースでは「40年以上の時をかけて実現した、彼女の夢」と説明されている。
亡くなる数週間前の7月、ドリーさんはブランドのCM3本を撮影しており、その1本目が公開された。映像ではドリーさんがピンクのギターを弾きながら、おそろいのマグカップでコーヒーを飲み、1日の身支度をする姿が映し出されている。
コミュニティ・コーヒーの3代目オーナー、ドナ・ソーラージ氏は「ドリーには、ずっと前から知り合いだったように感じさせてくれる温かさがありました」と振り返った。
ドリーさんは6月、「ドリーズ・テネシアン・トラベル・ストップ」をオープンした際に、この構想について「カップ・オブ・アンビションって、コーヒーブランドにぴったりの名前だと思ったの。40年以上、これに向けて取り組んできたのよ。思っていたより少し時間がかかった夢のひとつだけど、ついに形になって、うまくいってるわ」と語っていた。
ドリーさんの死去から数日後、長年のマネージャーを務めるダニー・ノゼル氏は、ドリーの遺志を「この先何十年にもわたって」伝えていくための「プロジェクトのロードマップ」をチームがドリーさん本人から託されていることを明かしている。