『キル・ビル』の個性派俳優 妻へのDV容疑不起訴に 26歳の息子の死去後、争い絶えず別居

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画像はイメージです(kieferpix/stock.adobe.com)
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 『レザボア・ドッグス』『キル・ビル』などで知られる俳優マイケル・マドセン(66)の家庭内暴力の容疑が不起訴になった。マイケルは8月17日、別居中の妻ディアナとの諍(いさか)い後、カリフォルニア州マリブで家庭内暴力軽犯罪の疑いで身柄を拘束されたが、ロサンゼルス地方検事は現在、証拠不十分であるため、書類送検を見送ったとTMZに語った。マイケルはこの結果に「感激」しているという。

 逮捕後、弁護士はマイケルの家庭内虐待に関して無罪を主張。夫妻は「進行中の問題」に直面しており、マイケルがディアナに「家を出て行くように求めていた」とハリウッド・リポーターに明かした。また「マイケルはこの間、別居中の妻に対して計り知れない思いやりと自制心を示してきました。彼は間違いなく家庭内暴力の罪を犯していません」と語った。

 一方、ディアナは同誌に「マイケルは個人的な問題に苦しんでいます。私と子供たちは、できる限り彼をサポートしてきました。今はプライバシーを守ってください」と語っている。

 逮捕記録によると、マイケルは19日に2万ドル(約300万円)の保釈金で釈放され帰宅。マイケルの広報担当者は「マイケルと妻との間には意見の相違がありますが、両者にとって前向きに解決することを願っています」とピープル誌に語っている。

 ロサンゼルスの保安官事務所は、17日の真夜中過ぎに「成人女性」が「夫に突き飛ばされ、家から締め出された」と訴えているとの通報を受け、保安官代理が駆けつけたと発表していた。

 2度の離婚を経験しているマイケルは1996年にディアナと結婚し3人の子供をもうけたが、息子ハドソンが2022年1月に26歳で命を絶って以来、夫妻は別居しているとハリウッド・リポーターは伝えている。

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