亡きダイアナ元皇太子妃の弟、チャールズ・スペンサー伯爵(62)が、姉が「非常に重度のADHD(注意欠陥・多動症)」だったと考えていることを明らかにした。
スペンサー伯爵自身も成人してからADHDと診断されており、自らの言動とダイアナ元妃の言動には共通点があると感じているという。また、学業で苦労していたことから、ダイアナ元妃は識字障害(ディスレクシア)も抱えていたと確信している。
米「ピープル」誌の取材にスペンサー伯爵は「私が重度のADHDだと分かったのは人生の遅い時期でしたが、ダイアナが抱えていたのもまさに同じものだと思います。とても似ているんです」と語った。周囲が双極性障害や境界性パーソナリティ障害を疑ったことには「そうではないと分かっています」と反論。ADHDによる拒絶への深い敏感さが原因だとの見方を示した。
スペンサー伯爵の新著「Swan Song: Diana, My Sister」には、ダイアナ元妃が親しかった人物を突然遠ざけていたエピソードが記されており、これも未診断のADHDによるものだったとスペンサー伯爵はみている。
「批判ではなく、彼女が全く診断されないまま、ある症状と闘っていたことへの気づきです」と説明。「友人に裏切られたと感じると、そこから立ち直るのは難しかった」とつづり、「家族の中で、ダイアナと一時的にでも仲たがいしなかった者は一人もいません」と明かした。
さらにスペンサー伯爵は、ダイアナ元妃が公務で自分自身を与えすぎ、疲弊していたことも案じていたという。「ケンジントン宮殿で一人でいるときは、疲れ果てて夜9時にはもう寝ていることがよくありました。それなのに翌日には公務に出て、その場の主役となり、人々に一生の思い出を与えていたのです」と振り返った。